ガラス製造技術とワイドギャップ半導体のセラミックフォーラム

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ホール効果測定システム

概要

セラミックフォーラムはPhystech社(ドイツ)のホール効果測定システムを取り扱っております。

Phystech社RH2010、RH2035は、半導体材料の比抵抗とホール効果を測定するシステムになります。コンパクトな卓上システムでありながら、測定の柔軟性が非常に高く、低抵抗から高抵抗までの広範な半導体材料をカバーし、高額な大型システムと同等の測定ができるように設計されています。
RH2010は、電磁石を使用して、変動磁場を利用した測定(例えば、磁場依存性測定)が可能であり、RH2035は、永久磁石を使用することで、簡便な測定を可能にします。

 標準構成には、サンプルキャリア付きのサンプルホルダーと、室温および液体窒素温度で測定できる2-温度対応サンプルステージが含まれます。

 


RH2010                       RH2035

スペック

項目 RH2010 RH2035 
本体
寸法 310 x 449 x 411mm 310 x 205 x 90mm
重量 20kg 1kg
電源 110~240V, 600W (3A) 110~240V
電流ソース
利用可能電流 100pA~10mA 1nA~10mA
アウトプット電圧 ± 10V (± 20V) ± 10V (± 20V)
アウトプット抵抗 通常 10^13Ω 通常 10^13Ω
最大電流分解能 2.5 pA 25 pA
電圧測定部
利用可能電圧
10μV~10V
10μV~10V
分解能
<1μV (通常500nV)
<1μV (通常500nV)
インプット抵抗
<10^15Ω
>10^13Ω
磁石
最大アウトプット電圧 95V
永久磁石
最大電流
5A
永久磁石
重量
25kg
2kg
磁極先端部の直径
38mm
20mm
パフォーマンス(電気部品の原理的限界)
低効率
1x10^4Ω ~1x10^9Ω
1x10^-3Ω ~1x10^8Ω
低効率(膜厚1μmの場合)
1x10^-6Ωcm ~ 1x10^7Ωcm
1x10^-5Ωcm ~ 1x10^7Ωcm
濃度(膜厚1μmの場合)
1x10^7cm^-3 ~ 10^21 cm^-3
1x10^7cm^-3 ~ 10^20 cm^-3

製品メーカー案内


Phystech社(ドイツ)

ドイツのKassel工科大学発のDLTS測定装置の専業メーカー。現在、販売されているDLTSシステムの中で唯一のデジタル方式の開発に成功し、世界で最も普及したDLTS測定システム、DL-8000を開発したメーカーである(販売元 BIO-RAD)。2016年にリリースしたFT-1230 は、競合他社製品に比べて、最も多彩な測定モードを備え、どのような材料にも、研究者のいかなる要望にも答えられる拡張性を持った唯一無二のシステムとなっている。

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