ガラス製造技術とワイドギャップ半導体のセラミックフォーラム

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先端控制系統「ESⅢ」

「ESⅢ」的特點

ガラス溶解炉の制御ではフィードバック制御が一般的ですが、溶融ガラスの低い熱伝導率、高粘度により、入力(例えば、燃焼ガス量を増やす)→出力(ボトム温度の上昇)は非常に反応遅いため、制御が難しくなっております。ESⅢでは数週間の炉の操業データをコンピューター解析し入力と出力の時間関数を計算します。それにより、入力による出力への影響を予測し、フィードフォワード制御が可能となり、安定的な操炉が可能となります。この制御技術は現在、世界中で約200炉に採用されており、大幅な省エネと品質向上に貢献しております。





「ESⅢ」による省エネ

予測制御によりクラウンまたはボトム温度を設定温度(セットポイント)または設定範囲内に制御します。制御が安定すると温度の下限がマニュアル制御時の下限を超えない範囲でセットポイントを下げる事が可能になります。セットポイントが下がることにより燃料の投入量を減らす事ができる為、大きな省エネに繋がります。





ESⅢはモデル予測制御技術、フィジィ論、ニューラルネットワーク技術を統合させ、ガラス溶解プロセスや調節プロセスを最適化させます。24時間自動で制御されるためエンジニアの負担も大きく減らすことができます。

この制御システムはWindowsを使用しデータ転送や自動制御を行なっております。その為導入する際には既存のコンピューターを使用することができ、ハードウェアコストを最小限に抑えることができます。

ESⅢの使用することで以下の様なメリットがあります。
    ・安定した製造ライン
    ・最適化によるエネルギーコスト削減
    ・溶解炉の長寿命化
    ・ガラス欠陥の軽減
    ・温暖化物質の削減


ご興味のある方は是非お問い合わせください。

制御最適化可能な製造工程

製品メーカー案内

Glass Service社(チェコ)

Glass Service社はガラスの受託分析や、様々なガラス溶解技術機器を製造を製造するチェコの会社です。

Glass Service社はガラス溶解の基礎技術と製造技術を組み合わせイノベーティブな製品やサービスを提供することにまい進しております。代表的な製品としては、ガラス製造技術とIoTを組み合わせたアドバンスド制御システム(ESⅢ)が注目されております。



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